タンドール窯の話し


 タンドール窯といえば、会社の近くのインド料理のレストランで、カレーを頼むと、かなり大きなナンが添えられてくるが、先日食べに行ったときに帰りがけに厨房をちらっと覗いたら、大きなタンドール窯の内側に何かを貼り付けるようにしていたので、多分ナンを焼いていたのだと思う。
 その店のナンは、ほんのり甘い香りがして、さりげなく深い味わいがあって。大きくてもあっという間に食べ切ってしまう。カレーの味を邪魔することなく、カレーの味に埋もれてしまうこともなく、まさしくちょうどいい感じなのだ。「ちょうどいい」というのは実はすごく大事で、ちょうどいいもの働きがあって初めて主役と呼ばれる者たちの存在が成り立つのだ。主役は、この、ちょうどいいものさえあれば、いつでも生まれてくるといっても過言ではない。主役よりもちょうどいいものなのだ。
 ところで、この店のタンドールは土器みたいな焼き物のような感じだったが、もっと操作性に優れたタンドール窯もある(詳細はこちら)。こちらの方は、ステンレスのボックス内に一体型の形で取り付けられていて、どんな厨房でも便利に使えそうだ。