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もうどれくらい前だろうか。夕暮れ時に潮の匂いを感じながら、満ちたりた気持ちで歩いていた。隣には、もう気心も知り尽くした彼女が、まるで自分の一部になったかのように歩いている。彼女の方も、隣で歩いている僕が、彼女の一部のように歩いていると感じていることが、自然にわかった。
海の近くだったこと以外には、具体的にどこだったかは思い出せない。2人は心地よい疲労感に身をゆだねがら、さらに歩いた。
ふと足元をみると、ウッドデッキだった。木の温もりが、靴底を通って、足の平から体中に伝わってくる感じだった。
ほのぼのとした心地よい場面には、いつもウッドデッキがあった。ウッドデッキは、幸せの舞台装置なのかも知れない。
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