オーガニック野菜

日本ではまだ未成熟のオーガニック市場
 オーガニックが話題になったのは、もうどれくらい前でしょうか?日本でも有機JASの表示の法律ができて、それまでの玉石混交だったオーガニックの市場も、きちんとした形で育っていくのだろうと思っていましたが、現在までのところ、その普及の度合いは、微々たるもののような気がします。

  僕は、ある食品の業界に身を置いていますが、知り合いの業者さんも、オーガニック小麦粉やオーガニック酵母の輸入販売を始めましたが、いずれも今はやっていません。「ドイツでは、全体の10%程度を占めるまでに、オーガニックの市場が育っているのだが、日本では、そのシェアは、おそらく1%にも達していなくて、採算ラインはほど遠かった」と話していました。
 
加工食品でのオーガニック認定は、難しい面も
 市場が育っていないこと以外にも、オーガニックの食品として販売するのが業者にとってかなり大変であることも、普及が進まない理由の一つでしょう。

 仮にオーガニックの小麦粉から、オーガニックのうどんを作ろうとしたら、当然ほかの材料も有機のものでなくてはなりませんし、生地を捏ねるミキサーもオーガニック専用にしなくてはなりません。ラインで生産するとしたら、ライン全体がオーガニック専用でなくてはならいでしょう。そもそも、ラインで生産するほど、需要がないです。

 このように考えると、加工食品でオーガニック認定を受けるのは、日本ではまだかなり難しいのかも知れません。できたとしても価格が高くなりすぎて、到底広く普及することはないでしょう。
1次産品の野菜なら、オーガニックも馴染みやすい
よしむら農園のオーガニック野菜(有機野菜)宅配セット
 その点で、オーガニック野菜であれば、1次産品でありますから、複雑な加工の工程がない分、オーガニックの品質を維持しやすいのかも知れません。複雑な加工工程を経て完成する加工食品でオーガニックの認定を受けるには、オーガニックの規定が厳しすぎますし、需要が少なすぎるといことに残念ながらなってしまうようです。

 まずは農産物から、オーガニック市場が育ってくればいいのにと思ます。僕の会社でお付き合いしているある会社で販売している「よしむら農園のオーガニック野菜(有機野菜)宅配セット」は、「オーガニック野菜に興味があるけどまだ食べたことがない人」にも、気軽に試せるのでいいかも知れません。

 農薬や化学肥料を使っていない野菜の方がいいと素朴に思う人は多分多いのではないでしょうか?そんな素朴なことから、日本のオーガニック市場が育っていったらいいなと思います。